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赤星憲広が語る、ホークス連覇の立役者MVP甲斐キャノンの凄さとは?

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こんにちは、せいです。

今年のプロ野球はパ・リーグシーズン2位だったソフトバンクホークスが、クライマックスシリーズで西武ライオンズを破り日本シリーズ進出。

セ・リーグ三連覇を果たした広島カープを3勝1敗で退け、見事に日本シリーズ連覇を達成しました。

ソフトバンクホークスが広島カープに勝つことができた最大の貢献者として挙げられているのがキャッチャーの甲斐 拓也選手(25歳)です。

彼が繰り出す甲斐キャノンが日本シリーズを制したのでした。

今回はその甲斐キャノンや、甲斐選手について書きたいと思います。

甲斐キャノンとは?

今話題の甲斐キャノンとは何かというと、相手チームが盗塁した際の彼の送球が非常に早く威力があり、広島カープが一度も盗塁を成功できなかったことから、キャノン砲のようだと形容されて甲斐キャノンと呼ばれるようになったわけです。

広島カープは機動力を多用した攻撃を仕掛けるチームで、シーズン中もセ・リーグトップの95盗塁を成功させていました。

しかし、日本シリーズのソフトバンク戦では5戦の中で6度盗塁を試みましたが、すべて甲斐キャノンに封じ込まれてしまいました

野球の中で盗塁というのは、成功すると攻撃の流れを変えたり、勢いがついたりする、非常に大きなプレイとなり得る作戦なんですよね。

例えば今でも語り草になっていますが、第3回ワールドベースボールクラシック2次ラウンド、日本対台湾戦で阪神タイガースの鳥谷敬選手が行った9回ツーアウトからの盗塁です。

ここまで日本は2-3と台湾に1点のリードを許しており、まさに崖っぷちの状態でした。

試合は大詰め9回に入り、しかもツーアウト1塁と非常に厳しい状況。

打席に入ったのはシュアなバッティングが魅力ながら長打はそれほど見込めない中日の井端弘和選手でした。

彼がつないで次の打者がさらにヒットを打たないと同点にならない場面でした。

そこで飛び出したのが鳥谷の二盗成功だったのです。

この盗塁で勢いに乗った日本は、井端選手が値千金の同点タイムリーを放ち、結果逆転で見事勝利したのでした。

しかし、逆に盗塁を阻止されてしまうということは、チームの勢いを止められるということになります。

今回の広島は、何度も盗塁で状況を打開しようと試みましたが、ことごとく阻止された結果、完全に攻撃のバリエーションを失う形となりソフトバンクに破れたのでした。

甲斐キャノンの凄さを赤星さんが解説

テレビ番組でその甲斐キャノンの凄さを、阪神タイガースOBの赤星憲広さんが解説していました。

甲斐捕手が他の捕手と違うのは、盗塁時、ピッチャーが投げた球を捕球してからすぐに投げるのではなく、一旦バックネット側に肩をしっかり入れてから投げるという動作をしているため、より強い送球ができるとのことです。

しかし、本来であればそれをすると投げるまでに時間がかかってしまい、トータルとして二塁にボールが到達する時間が遅くなってしまうのですが、甲斐捕手の場合その動作が非常に速い為盗塁が阻止できるのだそうです。

また、さらに二塁への送球のコントロールが良いので、二塁手がタッチしやすいランナーが走ってくる一塁側方向にボールを投げることができ、多くの盗塁を阻止できる要因となっているとの解説でした。

甲斐捕手から盗塁を成功させるには、ピッチャーのクイックモーションを攻略するしかないとの結論でしたね。

甲斐拓也捕手とはどんな選手?

日本一のビールかけの会場でインタビューされ、「かぁちゃんに感謝、かぁちゃん、ありがとう!」と叫んでいた甲斐選手。

見ている方も自然と笑みがこぼれてしまう良いインタビューでした。

甲斐選手は大分県出身、楊志館高校に進学して二年の夏から正捕手として活躍しましたが甲子園出場はありません。

2010年のドラフトでソフトバンクホークスに通常のドラフト指名よりも低い、育成ドラフト6位で指名を受けて入団しました。

その後徐々に頭角を現し、2017年は育成出身初のゴールデングラブ賞、ベストナインを受賞、そして2018年はこちらも育成選手初の日本シリーズMVPに輝きました。

日本シリーズで見せた6連続盗塁阻止はシリーズ新記録です。

まだ25歳と若いですから、これから日本を代表するようなキャッチャーに成長してもらいたいなと思いますね。

プロ野球ファンとして応援しています!


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