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乳がんの初期症状 異変を感じたらすぐに病院へ

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みなさんこんにちは、せいです。

小林麻央さんをはじめとして、芸能人で乳がんを公表される方が増えましたね。

2018年4月にはSKEのメンバー、矢方美紀さんが25歳の若さで乳がんになったことを公表されました。

あまりにも若い年齢での発症に、驚きました。

実は私の彼女も今から数年前、32歳という年齢で乳がんを発症したんです。

その時を振り返ると、悔やんでも悔やみきれないことがありますので、皆さんにぜひ伝えたくこの記事を書きたいと思います。


乳がんにかかる人は急速に増えている

私の彼女が乳がんと診断されたのは今から約5年前です。

その時は14人に1人が乳がんにかかると言われていました。

その数字は年々急速に増え続け、今は11人に1人が乳がんになると言われています。

実際私が働く職場でも、ここ2年の間で本人、奥様が乳がんと診断されたのが50名の職員中6名もいます。

自分の肌身で乳がん患者の多さを実感するところですね。

乳がんは早期発見がなによりも重要

ところで、乳がんという病気はとにかく早期発見が大切で、その後の治療方針に大きく影響をします。

早くに見つけることができれば、手術をして切除をするだけで済む可能性が高くなります。

しかし、ある程度進行してしまうと、手術、放射線治療、抗がん剤治療、ホルモン療法と多くの治療を長年にわたって受けなければなりません。

ですから、入浴時に意識して乳房をチェックするなどしてください。

そして、異変を感じたらすぐに病院に行って検査を受けてください。

乳がんの初期症状 乳頭からの分泌液

私の彼女が異変を感じたのは、乳頭からの分泌液によってでした。

ある日、入浴のために服を脱いだ際、ブラジャーに血がついているのに気づきました。

手で乳首をつまむと、乳頭から血が出ました。

あれ?と思ったのですが痛みは特にありません。

それが次の日も、また次の日も続きました。

そこで彼女は婦人科を受診しました。

婦人科での診断は、乳腺に傷ができてそこから出血しているのだろう。2週間ぐらいで出血は治まると思うから、それ以降も続くようならまた来てください。というものでした。

彼女も私もほっと一安心でした。

しかし、それから2週間が経っても出血は止まりませんでした。

乳がんは婦人科よりも乳腺外科の方がしっかりと見れるそうです。

私の後悔はここにあります。

結局、そのうち出血は止まるだろう、と彼女はこの後約1年間もそのまま放置してしまったのです。

出血が続いているのは私も気づいていました。

何度か「病院に行った方がいいのでは?」と促しましたが、彼女からは「痛みもないし乳腺の傷だろうって先生も言ってたから大丈夫、出血はそのうち止まるよ」と返ってきました。

それが約1年経ったある日、同じく入浴をしようと服を脱いだ時に、いつもとは比べ物にならないほどの大量の血がブラジャーについているのに気づきました。

びっくりした彼女が乳房を確認すると、なんとなくしこりのようなものを感じたのです。

これはまずい、ということで、今度は婦人科ではなく乳腺外科を受診、乳がんステージ2aという診断を受けることになりました。

結局、彼女は他の臓器への転移は免れましたが、それなりに進行していたため5年が経過しようとする今でも治療が続いています。

ホルモン療法は10年間しなければならないと言われていますし、抗がん剤治療を受けた結果、子宮がダメージを受けて妊娠が困難な身体になってしまいました。

あの時、もっと早く病院の再受診を勧めていたら、最初に行った病院が婦人科ではなく乳腺外科のあるところだったら、と今でも後悔せずにはいられません。

乳がん検診 勇気をもって早期受診を

彼女も言っていましたが、異変を感じた時に、もし大きな病気だったらどうしよう?と言う心理と、自分ががんになるわけがない、と言う心理が働いて、なかなか受診に行く勇気が持てないそうです。

しかし、少しでも異変を感じたらすぐに病院に行ってください。

乳がんは早期発見できれば治るがんと言われています。

そして、予後が全く変わってきます。

彼女は発見が遅れたため、抗がん剤治療に苦しみ、今もホルモン療法の副作用に苦しんでいます。

抗がん剤治療を受けて抜けた髪の毛は、今もきれいに生えそろっていません。

てっぺんのところが薄くなって、それ以上生えそろわないのです。

また、ホルモン療法の関係もあって、非常に太ってしまいました。

彼女が希望していた子供を授かることももうできません。

だからこそ皆様にはそういった思いをしてもらいたくありませんし、そのパートナーの方には受診する勇気を後押ししてあげてほしいのです。

女性の11人に1人が乳がんにかかる時代です。

乳がんにかかっても、早期発見、早期治療で早く治るよう、自分の後悔からも声を大にして早期に受診してくださることをお願いします。

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